エンジニア採用についてアイスタイル人事が書いてみた

アイスタイルでエンジニア・デザイナー採用担当をしている齋藤です。
2018年9月にジョインしてから1年3ヵ月が経過しましたが採用・技術広報・後輩育成など色々を携わらせて頂いています。

今までアイスタイルのエンジニア組織についてあまり対外的にお話をする機会が無かったので、前半はアイスタイルのエンジニア組織について、後半ではエンジニア採用担当としてジョインしてやった事、など書かせて頂きたいと思います。


目次
1. 会社概要・事業内容
2. 開発組織の体制、プロダクト
3. 技術スタック・エンジニアインタビュー記事まとめ
4. 入社してからやった事、変わった事
5. 最後に


1~3については、よくアイスタイルの面談・面接でご質問頂く内容も含め記載しております(3は記事まとめ)。
4については、私のエンジニア採用としての取り組みの一部を記載していますので、弊社の選考を受ける方はもちろん、エンジニア採用に関わっている方もご覧頂けますと幸いです。

1. 会社概要・事業内容

■何をしている会社?どんな事業内容?

こちら要約すると、
– Beauty×ITで世界No.1を目指しているよ
– 東証一部上場企業で20年目だよ
– @cosmeのDBを軸に広く事業展開しているよ
– 会社設立以来、連続増収してるよ
– 自社保有のデータ量が非常に多いよ …等々

という説明になります。

「@cosme」のメディアイメージが強い弊社ですが、実はECも店舗もSaaSサービスもグローバル展開も…様々なサービス開発を行っています。

IT企業が実際に店舗展開してリアルビジネスを行っているケースは非常に珍しいと思うのですが、店舗事業を行っているのにも理由があります。
ユーザーがどの商品をどのタイミングで買うか等の購買データをネット(EC)とリアル(店舗)の両方から取る事で、より集められるデータを増やし、よりその価値化を高めてきました。

また、SaaS型サービス「ブランドオフィスシャル」(メーカー向けのマーケティング分析ツール)によって、
ユーザー動向が“見える化”され、メーカーとしても適切なマーケティング活動ができるようになりました。
多角的な事業展開とデータの価値化により、我々は「Beauty Platform 構想」を目指しています。


※ブランドオフィシャルの詳細についてはこちら

(文章だと説明が難しいですね…分かりにくいよという方はTwitterからDM下さい)

2. 開発組織の体制・プロダクト

■開発組織の体制って?
アイスタイルの組織は、ビジネスサイドとテクノロジーサイドに分かれており、エンジニア・デザイナーの大半は「テクノロジー本部」の所属となります。

テクノロジー本部には現在120名のエンジニアがおり、業務委託の方々含めると200名規模で開発を行っています。部署は大きく8つに分かれていて、サービス横断型部門とサービス特化型部門、と考えると分かりやすいと思います。

@cosmeのイメージが強い弊社ですが、実は複数のサービス開発を行っています。お伝えしきれないので一部抜粋しました。

事業部が企画したプロダクトをベースに、事業部(ディレクター/企画担当)、エンジニア、デザイナーがプロジェクトに参画し、1プロジェクト基本〜8名で構成されたチームで、意見を出し合いながら開発を進めていきます。

3. 技術スタック・エンジニアインタビュー記事まとめ

今まで当社で発信した情報も点在していたので、エンジニア・デザイナーの方に伝えたいものをいくつか分類させて頂きました。

■技術スタック

アイスタイルを支える技術2019

Brand Official を支える技術。あと支える人も募集します!

istyle GroupのBusiness Intelligenceを支える技術


istyle Designer(デザイン部)
https://note.mu/istyle_design

■直近のエンジニアインタビュー記事まとめ

【CTO・部長インタビュー】
CTOにお会いしてきた アイスタイルCTO竹澤有貴さん「自分が示すことで納得感を持ってもらう」
https://note.com/solmu/n/nd106e8619ce8
【アイスタイル 竹澤氏インタビュー】 「@cosme」を進化させていく“尖った技術集団”はいかにして生まれたか。 | IT,WEB,ゲーム業界の転職支援サービス │ R-Stone
https://www.rstone-jp.com/column/special/istyle/

株式会社アイスタイル ~「Beauty×IT」で世界No.1を目指す~

【勉強会】
深夜にロードバランサの障害が発生 インフラエンジニア、オンプレ運用の苦労話
https://logmi.jp/tech/articles/322031
スイッチ交換でMySQLのレプリケーションが壊れた顛末
https://logmi.jp/tech/articles/322044

デザイナーとエンジニアの協働について考える勉強会を開催します!

【その他】

アイスタイルエンジニア座談会#01~新卒・中途入社したエンジニア社員のリアル~


元自衛隊のエンジニア意外と多い説

【連載】お好み焼きやさんで聞いたあの人のアレコレ~Vol.2:このポーズはもしや…? 3人の共通点はあの経歴!~


新卒1年目が3年目デザイナーにインタビュー

【追跡!】新卒3年目デザイナーの1日に密着してみた!

アイスタイル新卒プレゼンツ テクノロジー本部大勉強会


サマーインターン2018 with はこだて未来大学を開催

サマーインターン with はこだて未来大学を開催しました!

来年以降もさらに社員インタビュー記事を増やしていきたいと思います。

4. 入社してからやった事、変わった事

入社してからの事を書きたいと思いますが、まずは簡単な経歴から説明させていただきます。

■これまでの経歴

  • 2009年 (株)パソナテックでCAと営業を経験
    外資系・ソフトウェア・ハードウェア・通信・WEB・メーカー・ システムインテグレーター・金融等で派遣・紹介・アウトソーシングに携わる

  • 2015年 (株)ラクスで中途採用担当を経験
    東京本社の中途採用担当(1人体制)で営業・CS・マーケティング・エンジニア・デザイナー・管理部門・管理職…等の採用全般に携わる

  • 2018年 (株)アイスタイルに採用担当として入社
    エンジニア・デザイナー領域の中途・新卒採用に携わる

新卒からずっと「人材・人事×IT」畑でだったのですが、そんな立場の自分がやった事を大きく3点お伝えできればと思います。

■入社してからやった事、変わった事

①開発ツールを積極活用してみた
入社した当初、エンジニア・デザイナー領域専門の採用担当がいなく組織の状態把握、人間関係の構築についてはほぼゼロベースのスタートでした。
まずは開発環境から仲間入りさせて頂こう、という事で社内のエンジニアが使う開発ツールを利用し、組織の状況・課題把握や情報収集に役立てたり、コミュニケーションの壁を無くしたりしました。
※例:チケット管理(JIRA)、ナレッジ共有(confluence)、コミュニケーションツール(Slack)など。confluenceでこれまでのルールや議事録を確認したり、Slackチャンネル内でコミュニケーション、情報発信を行いました

②勉強会やってみた
アイスタイルには私の入社前から勉強会文化はあったものの基本的にエンジニア主体。
採用担当という立場からも、勉強会発案〜企画運営を行うべき!と思ったので、月1開催を目標に勉強会を開きました!
また、エンジニア採用担当は一社に一人という体制がまだまだ多い状況だったため、各社の人事やエンジニアと情報交換をする中で連係できそうな場合には、こまめな情報共有だけでなく、共同勉強会の開催提案などを行いました。
※直近だと、若手LT大会、データ分析基盤、Vue.js勉強会…等
dip×istyle勉強会

dip × istyle 合同勉強会 #02を共同開催しました


【登壇レポート】データ分析基盤Developers Night~@cosmeにおけるビッグデータのこれまでとこれから~
https://blog.istyle.co.jp/post/14134
失敗LT大会。ルーキーエンジニアが「あるある」失敗をライトニングトークで10連発イベント【前編】【後編】
https://mynavi-agent.jp/it/geekroid/2019/09/LT-1.html
https://mynavi-agent.jp/it/geekroid/2019/09/LT-2.html
※Vue.js勉強会はブログに残せていないですが、mediba×DMM×アイスタイルで開催させて頂きました
https://istyle.connpass.com/event/141816/

③とことん社内のエンジニアと話してみた、向き合ってみた
お酒のあるところにはエンジニアが集まる…という風潮がある中で(ビアバッシュ等々)、自分の武器である「酒豪属性」を活用してエンジニアの方々ととことん語り合う場を作りました。
※アイスタイルにはビアバッシュの他に「日本酒文化研究部」という部活動がありエンジニアが多く所属しています

勿論、語り合うためには自身のインプットも必要なので、人事的に採用トレンドを追うだけでなく、開発現場の課題に向き合う、技術について勉強したり(主に書籍やプログラミングセミナー等)、エンジニア組織の一員という気持ちと姿勢を持ち続けました。

①~③を実行する事で、中側のエンジニアの方々からは何かあった際に相談して貰える関係性を築けたと思っています(姉御と呼ばれる場面が増えてきました笑)。
また、外側の方々からも、アイスタイルの採用広報最近頑張ってますね、若手社員も活躍しているんですね、とこれまで外側の方々が知り得なかったアイスタイルの良さをお伝えする事に寄与できたのではないでしょうか(まだまだですが)。

採用する事だけで解決できる課題はなく、いかに周り(社内外)と協力しながら一緒に組織と採用の課題に向き合って解決していくかが自身の採用担当としての行動指針となっています。
入社して感じた事としては、アイスタイルのエンジニアは皆さん採用について非常に協力的だという事…!
2020年はさらにスクラム採用を強化して「一緒に働きたいと思える仲間」を皆で採用していきたいと考えています。

5. 最後に

アイスタイルでは新卒中途問わず一緒に働く仲間を募集しています。面白そう、もっと知りたいと思われた方はぜひオフィスに遊びにお越し下さい!ご応募はこちらからお願いします。

■こんな方と一緒に働きたい!
・能動的に周りを巻き込んで問題解決に取り組める方
・チームで開発することに対して協調性を持って自ら取り組める方
・目標達成のためにやるべきことを逆算して考えられる方
・チームワークやコミュニケーションを大切に考える方

■こんな方と勉強会したい!
現在、積極的に一緒に勉強会をして下さる企業様を募集しています!
「技術的負債を今後どのように解決していくか…!」
「PHP×GOについての開発事例を共有したい…!」
「Vue.jsの導入事例を共有したい…!」
…等々、上記は例となりますが、今後ネットとリアルの融合案件も増えていくフェーズなので色々と情報交換ができればと思います。是非お気軽にご相談下さい!

最後までお読みいただきありがとうございました。

アイスタイルグループのエンジニア・デザイナー採用を主に担当。 人事としてのキャリアは6年目。好きな言葉は「人間だもの」

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