アメリカでライドシェアサービス Lyft を使ってみた

こんにちは、アイスタイルのshiraishimaです。

この投稿は コチラ のアメリカ旅日記から派生した記事です。
日本では使う機会のない(まだ使えない?)ライドシェアサービス Lyft をアメリカで存分に使ってきたので簡単な説明と使用感について書いてみたいと思います。

Lyft とは

Lyft はスマホアプリで提供されている個人タクシーの配車(ライドシェア)サービスです。
日本では Uber みたいなサービスと言ったらピンと来る方がいらっしゃるかもしれません。

日本では法律の壁があり普及していませんが、アメリカではすでに生活インフラの一部になっているほどでした。
それこそ、アメリカ国内をかなり移動したんですが地域内の移動はすべてLyftでまかなえたくらいです。

Lyft を使ってみる

初期設定

利用にはスマホにアプリをインストールし、事前に初期設定を済ませておく必要があります。
初期設定は基本的な名前やメールアドレスなどの個人情報と支払いのためのクレジットカード情報です。(PayPalの登録もできましたが現地ではエラーになり使えませんでした…)

任意ですが顔写真のアップロードも求められます。
合流の際の利便性を考えると顔写真のアップロードはしておいた方が良いでしょう。

実際に移動に Lyft を使ってみる

それでは実際に Lyft を使ってドライバーを手配してみます。

1. まずアプリを起動し、行き先を指定

下記画像のように空港を指定した場合、航空会社まで選択して広い空港の中の最寄りのターミナルにピンポイントで到着するような細かい利便性には感心しました!!

2. 次に手配したい車の種別を選択

他人と車をシェアをして割安にする「Shared」、専有する「Lyft」「Lyft XL」から選択できます。
画像では表示されていませんが、それぞれの種別ごとに応じた目的地までの支払い金額を確認することができます。
配車リクエストを送る前に支払い金額が分かるのはうれしいですね。

3. あとはドライバーの到着をその場で待つ

車種やナンバー、ドライバーの顔と、今ドライバーがどの辺りに来ているかをほぼリアルタイムに確認できます。

4. ドライバーが到着 (Pick Up)

フロントガラスにLyftのドライバーであることを示すマークがこちらから確認できる位置に提示されています。
ドライバーが到着したら簡単なあいさつをして車に乗り込むだけです。

5. 移動

ドライバーも手元にアプリを置いています。

今どのあたりを走っているかをリアルタイムに確認も可能です。

6. 目的地に到着

(ドライバーに依りますが)荷物を降ろすのも手伝ってくれます。

7. 支払いをして完了

お別れした後にドライバーがサービスの提供の完了操作をすると、こちらのアプリにその通知がきます。
その中でチップの金額を決めて、ドライバーの評価(任意)をすれば完了です。

Lyft を使ってみての所感

良かったところ

まずは良いところを書いていきます。

事前に金額が分かる明朗会計

ドライバーを手配するリクエストを送る前にチップ以外に掛かる金額が分かります。
金額は何かのロジック(リクエスト待ちのドライバーの数や渋滞などの交通事情)により同じ経路でも随時変動します。

また、ドライバーとの直接的な金銭のやりとりが一切発生しないため、ドライバーに足下を見られるようなことがありません。
これはサービスを安全に使っていく上で非常に重要なポイントと感じました。

英語を話せなくても使える

基本的に行き先はアプリで指定しており、それはドライバーにも共有されるので、複雑なコミュニケーションは不要です。
ドライバーに依りますが、あらためて行き先の再確認をしてくれたり、降車場所の微調整などで話しかけられることがありますが簡単な英語や手振り身振りでどうにかなります。

ドライバーに依ってはフレンドリーに話しかけてくるので英語が話せた方が楽しいドライブになるのは間違いありませんが。

どこでも使える

アメリカの4地方ほどで利用しましたが、ドライバーを手配できなかったことはありませんでした。
また、朝の6時台の早朝でもすぐに空港に向かうためのドライバーが見つかりました。
郊外では試せていませんが街中では困ることはありませんでした。

Lyft をはじめ Uber などのライドシェアサービスの車はどこでも見かけ、リクエストを送信しようとすると周囲に常に数台は走っている状況でした。
空港ではライドシェアサービス専用の乗り場スペースが用意されており、生活インフラの一部になっていることが分かります。
(ロサンゼルス国際空港では日本の郊外のショッピングモールの駐車場並の広さ)

気になったところ

ドライバーの質はバラバラ

日本のタクシーでも運転が荒いかどうか、よく話しかけてくるかどうか、などドライバー次第ですが、 Lyft ではそれがより顕著に感じました。
運転の上手さやフレンドリーさの他にも、自分の好きな音楽を流しながらドライブ、ラジオを聞きながらドライブ、ハンバーガーを食べながらドライブなどよりバリエーションは豊かです。
他にはマッチングした際に改めてユーザー名や行き先を確認してくれたり、合流から降車まで完全に無言だったりとドライバーによって様々です。

とは言え、総じてドライブ中に不快な想いをすることはありませんでした。
相方は運転の荒いドライバーに当たった時に酔っていましたが…

合流まで不安になる時がある

配車のリクエストを送って受領されたら地図上にドライバー今どこを走って向かってきているかがリアルタイムで分かるのですが、アプリに表示されているルートからよく外れて走られたり、目の前を通り過ぎて行ってしまうことが多々ありました。
結局は進行方向の調整のためのUターンだったり、渋滞回避などのドライバーの判断なのですが、リアルタイムにアプリで動向を見ているこちらからすると少し「あれ?」って気持ちになります。

また、GPSのせいかロサンゼルスの交通量の多さのせいか Lyft の経路情報がバグったようになり、リクエストを出した箇所と別の無関係な箇所でも人のピックアップ指示が出てしまい、ドライバーはそちらに向かっていって、存在しない人を待ち続けるなどして車が動かなくなってしまう…ということも一日に何度か経験しました。
待っても動く気配などがない場合やドライバー側からキャンセルされない限りは仕方なくこちらからのキャンセル扱いにするしかなく、キャンセル料5ドルが発生してしまったこともあります。

「渋滞回避するから遠回りするよ」「進行方向逆だからUターンして戻ってくるよ」みたいな簡単なサインやメッセージを双方向でやりとりできるとより利便性は上がるように感じました。

※ こちらからのキャンセルが無料の時もありました。ドライバーとの合流までの経過時間でキャンセル料の徴収の有無が変わるのかもしれません。

ドライバーも客と合流するまで行き先が分かっていない?

ドライバー側の仕様が分からないのですが、 恐らく こちらと合流するまで目的地が分かってないようです。
客からのリクエストを、走行距離や利用料などのフィルターで選別して受諾するかどうか決めているのでしょうか。

せっかく合流したのに、「この後、家族とご飯を食べなきゃいけないんだけど遠すぎるからキャンセルさせてくれ」と目的地を知ってその場でキャンセルされることもありました。

まとめ

日本でライドシェアサービスがあったら利用するか?

タクシーとの金額の差にも依りますが、使うと思います。

ただし、時間に余裕がある時だけに限られます。
タクシーの場合は目の前を走っているのをピックアップすることが出来ますが、ライドシェアサービスは迎えに来てもらうことになります。
その時間が取れるかどうかに依ります。

アメリカでは早い時は2-3分で合流できましたが、ロサンゼルスでは平均15分以上掛かりました。
渋滞が酷かったこともありますが、トラブルが頻発してしまいドライバーからの数回のキャンセルを繰り返した末、長いときで40分以上合流まで掛かったこともあります。

以上、 Lyft を数万円分ほど利用してみての所感を書いてみました。
もし利用する機会があれば参考にしてみてください。

2016年 istyleに入社。 1を知って100を語るソフトウェアエンジニア。