Developers Summit 2018 Report : Day 1 p.m.

まえがき

前回に引き続きまして、Developers Summit 2018の後半戦のレポートをお送り致します!

これはスポンサー席からの眺めです。

ゼロから始めるエンジニア採用。虎の穴が0人から10人の仲間を集めるまで

株式会社虎の穴さんによるセッション。

開発組織・文化も0の状態から、どのように10人もの仲間を集められたのか?というエンジニア採用のお話でした。

虎の穴さんで「エンジニアを募集している」という認知が世間には無かったので、まずは認知を広めるために懇親会などの直接話す機会を作ったり、Twitter広告などの広告施策を打ったり、技術イベントへの参加を積極的に行ったとのこと。

そして、より興味を持ってもらうために虎の穴さんの強みを活かし、「エンジニア×オタク×秋葉原」という点をアピール。

そういった施策の数々の甲斐あって、10人まで開発者を増やすことが出来た、ということでした。
(ちなみに、セッションタイトルが決まった段階で、まだ選考中の方が2名いらっしゃり、「危うく”0人から10人”が嘘になるところでした」というお話もしておりました)

オタクの方への福利厚生も手厚いということで、気になる方は定期的に開催しておられる懇親会へ行ってみましょう!!

サービス・メッシュ Istio を利用した Kubernetes でのマイクロサービス開発

日本マイクロソフト株式会社のJavaエバンジェリストである、寺田佳央さんによるセッション。

「kubernetesのようなコンテナ関連技術を使い、マイクロサービス開発を行っていくにはdeveloper・operator両方の素質、知識が必要」
このようなお言葉から始まった本セッション。

今まではkubernetesでの”面倒事”の一つに、ライブラリを使わねば実現できない機能があった。
(サーキット・ブレーカーや流量制限、セキュリティ周り etc…)
その面倒事を軽減してくれるためにIstioがある、とのこと。

最後に、寺田さんによる音声認識を使ったkubernetes操作というデモをやってくださり、とても盛り上がったセッションでした。

リモートワークは難しい – それでもぼくらは歯をくいしばってやっていく

株式会社はてなの粕谷大輔さんによるセッション。

はてなでは、拠点が東京・京都が分かれており、愛知で自宅からフルリモートしている方もいる状態で、どのようにリモートワークをするべきか?というお話でした。

「リモートワークという働き方は、勤務先を変えることなくライフステージの変化に対応させるため必要である」という姿勢ではあるが、それでもリモートワークをやっていくには色々と難しい点もある、という。

難しい点の一つとして挙げられていたのが、「テキストコミュニケーション特有の問題」です。
テキストコミュニケーションではエモーショナルな部分が欠落するため、感情の機微を読み取ったコミュニケーションが取りづらい。
そして、段々とコミュニケーションロスにつながっていくので、雑談などの「毛づくろいのコミュニケーション」をしていくのが大事。

あと、感情表現を表す絵文字は積極的に使っていくのがよい、という知見でした。

あとがき

初めて参加したDevelopers Summitでしたが、非常に学びが多いイベントでした。
また、企業ブースも各々の会社様で特色が違っており、大変楽しいお話を聞く事ができました!

2日目のレポートも近日公開となりますので、そちらもご一読して頂けると幸いでございます。

皆でJPYマイニングしていこうな!

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