外部勉強会 istyle Data Talk #01 を開催するまでの取り組みを紹介

こんにちは!アイスタイルでデータエンジニアをしている kakizakih です。
2022/1/13(木)にデータエンジニア・アナリスト向けの外部勉強会 istyle Data Talk #01 を開催しました。
本記事では、istyle Data Talk #01 を開催するまでに至った経緯や取り組みをご紹介します。
当日お話しした内容については、以下のスライドをご参照ください。
【istyle Data Talk #01】失敗から学ぶ!@cosmeを変えるデータ基盤のめざしどころ
【istyle Data Talk #01】越境できるデータの組織・人材を目指して/ istyle data talk 01 Data Organization

イベント開催のきっかけ

2020年の暮れに”アイスタイルのデータ活用の取り組みを外に出していこう”という話をしていました。
当初は他社との合同勉強会開催を目標に、社内勉強会から始めていきました。次は社外勉強会というところでデータエンジニアの採用計画が決まり、データの取り組みをアウトプットする良い機会だということで、 istyle Data Talk の開催に至りました。

社内での取り組み

社内勉強会チーム編(2021/04/14)


社内勉強会を開催するにあたり、まずは練習も兼ねてチームに向けてプチ勉強会を行いました。(当時は istyle Data Conference という名前で開催)

【テーマ①】 istyleのデータ組織立ち上げ振り返り 【発表者】 yamamotoya
データ活用の促進に向けて2020年7月に立ち上げた組織についての発表です。
istyle Data Talk #01 ではその続編、2021年7月以降の組織や人材育成についてアップデートされます。

【テーマ②】 アイスタイルで活用されるデータ基盤 【発表者】 sugato
BigQuery 、Tableau や Redash のデータやクエリ量を提示した上で、基盤側の現状と課題を伝えています。
istyle Data Talk #01 ではこの発表をベースに、現状に至るまでの歴史と課題に対する取り組みをまとめています。

【テーマ③】 アイスタイルBIの歴史〜Tableau2回目のリベンジ〜 【発表者】 kakizakih
2020年7月に2回目のTableau導入をした取り組みについてです。
1回目に導入した際に起きた問題や課題を、2回目でどう活かして取り組んだかをまとめています。

社内勉強会テック編(2021/06/17)


チームレビューを受けて各々修正し、同じテーマと発表者で社内勉強会本番のエンジニア全体向けに開催しました。
sugato さんの事前宣伝、勉強会運営委員会の suzukito さんの直前のリマインド、 yamamotoya さんの実況スレ立てにより、たくさんの方が参加してくださいました。(勉強会運営委員会についてはこちらの記事もご参照ください。)
開催後のアンケートでは

  • 想像していたよりも、手作業なんだなと思いました。データ作ってよ、と言われてもそれって何に使うの?本当に使うの?という点は、どこのチームも同じように悩んでるんですね。
  • ツールAとツールBで取得したデータが合わないとか、サマリデータだと分析に使いづらいので結局ローデータを見にいくとか、データの信頼性と使いやすさを両立していくのが本当に難しそうだと思いました(コストやパフォーマンスの問題も絡んできそう)
  • これまでDSC(チーム名)の具体的な取り組みを聴く機会がなかったので、どのパートもとても興味深かったです!

などなど、いろいろな感想をいただきました。データを生み出す側のエンジニアの方々に、データ基盤や活用の取り組みを共有できたことや意見を受けたことはとても貴重に思います。

istyle Data Talk #01 に向けて

社内勉強会を終え、次は社外勉強会というところでデータエンジニアの採用をすることが2021年10月に決まりました。
前述のとおり、アイスタイルのデータ活用の取り組みを知ってもらうため、社外勉強会 istyle Data Talk #01 の開催が決まります。

ミーティングとレビュー会

データエンジニア採用に向けて、どんなことを発信していくべきかを運営チームで話し合い、開催日程や段取りを決めていきました。
1回目のテーマは”データ基盤の課題とめざしどころ”に決まり、システムと組織・人材の2つの観点から課題と目指しを発表することになります。
1月に運営チーム内でのレビュー会を行い、本番を迎えました。
システム観点の課題と目指しの発表を担当するにあたり、データ基盤の歴史を調べたりレビューをいただく中で、理解が深まると同時に、伝え方の部分でも勉強になりました。

開催当日



事前に SNS での告知を行い、当日も #istyle_data のハッシュタグで参加者の方々からコメントや質問を募りました。
SNS でコメントやいいねをいただけたことで、オンラインでも参加くださった方々の反応を感じることができて嬉しかったです。
また、社内の slack でも盛り上げやフォローをしていただきました。

おわりに

社内勉強会から始まり、たくさんの方々のご協力を得て目標の社外勉強会を開催することができました。この場を借りて、ご参加・ご協力くださった皆様にお礼申し上げます。今後もアウトプットをしていく予定です。
この記事でアイスタイルのデータ活用に向けた取り組みや雰囲気が伝われば幸いです。
Meety でのカジュアル面談もしています。「もっと聞いてみたい!」と思われた方はぜひ、お気軽にお話ししましょう!
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2019年6月中途入社。webアプリケーション開発やデータ分析に携わり、現在はデータ分析基盤構築の開発を担当。

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